どもども、たいらです。
以前から興味があったんですよ。文章を書くこと自体はすごく好きだし、多少なりとも自信もありまして。本当は自惚れるほどあるんですけど。
んでまぁ物は試しだなんつって、世間が連休に入った隙を見計らってコソコソッとね、やってみたわけです。ライターを志している人や興味のある人にとっては多少有益な情報かもしれないと思ったんでちょっとレビュー的に振り返ります。
webライティングって何?

Webライティングとは、自分が書いたコンテンツを検索エンジンが読み取りやすいように整え、検索結果に表示させ、さらにランキングに入れてもらうための方法になります。意図的にSEOでの順位上位を目指す記事ではなく、SEOを意識するものの、本質としてはユーザーにデバイスを通しても読みやすい記事を書く技術のことをさしています。
株式会社PLAN-B 様HPより引用
だそうです。理解はしていたつもりだったんですが、正直私は認識がだいぶ甘かったです。
ん?指定のキーワードいっぱい使ってPCで作文すりゃいいんでしょ?
👆こいつマジでめいっぱい腰入れてぶん殴ってやりたい。
webライティングは作文ではなく、web上の情報を要約する作業です。
全てのwebライティングがそうではないかと思うのですが、ある程度専門性、権威性が認められて文字単価が上がってくるまではこちらの認識でいた方が良いでしょう。
プロセス
クラウドソーシングに登録する

ちょっとどことまでは言えませんが、興味がある人は一度は聞いたことがあるような大手クラウドソーシング会社に登録してみました。「クラウドソーシング」でググっていただければ1P目に出てくるようなとこです。
登録自体は2秒でできるのですが、自信のプロフィール画面を充実させるためには多少の手間がかかります。実績がないのでここで多少信頼を得てもらえるように心がけました。意味があったかはわかりませんけど。ちゃんとするならざっくり1時間くらいは見た方がいいんじゃないでしょうか。
自分に合った案件を見つける
まずは実績を積むことが目的だったので、文字単価については気にしませんでした。それよりも自分がある程度スラスラっと書けそうな案件を、ということで
- マニュアル作成
- 組織、運営改善
- 資料作成
こういったキーワードで検索をかけてヒットした案件に申し込んだわけです。4000文字くらいの記事。初めてクラウドソーシングを利用するにあたり、トラブルに巻き込まれるのはごめんだぜ、と法人の依頼主にしておきました。
ライティング力テストを受ける

これは多少特殊なケースかもしれませんが、まぁ依頼主側からすれば必要であることは理解できたのでしぶしぶ応じてやりましたよ。
いやお前誰やねん。喜んでやらせていただけや。
内容はあまり覚えてないですが、200字程度のテキストを2本くらい書いた気がします。まぁ覚えてないくらいなんで作業ボリュームとしては負担じゃなかったです。で、1日か2日くらい経って無事に採用通知的なメールが届きました。
ライティングのルール、マニュアルに目を通す
このあたりでおや?と感じ始めました。これは作文じゃねーな?と。しかも初回とは言えすでに案件に取り掛かるまでに合計4時間位のリソースを投入してるわけだが?
ちなみにこのルール、マニュアルに目を通すのにも1時間くらいは持って行かれます。
- 自分の意見を述べてはいけない
- 全てのテキストにエビデンスとなるHP等のドメインを併記しなくてはいけない
- 画像は自分で探してこい
ヤッテモーティス
しかもですよ、記事作成に使用するエディターが依頼主のオリジナルっぽいやつなのです。ブラウザ上で。普段からWordpressに触れているのでそれほど違和感はなかったですが、Word等の単純なテキストエディタでは無いんですね。
記事とエディターの構成を理解する

私が受注した案件は蓋を開けると中見出しまでバチバチに決まっていて、それぞれのストーリーまで指定されていました。それはそれで楽ちんと言えばそうなのですが、ストーリーの中にあるキーワードをある程度拾ってあげなきゃいけないので結構面倒です。
繰り返しになりますが、自分の意見を述べてはならないのでいろんなHPの情報をかき集めながらキーワードを絡め、参照したページのドメインを併記する必要があります。
確かに文章力はある程度必要だけど、コレジャナイ感半端ない。
書く、というよりまとめる
意見を述べない、調べた情報を載せる、コピペ禁止、指定のストーリーに乗せる
なんじゃこりゃ。
文句言ってても始まらないので小見出し含めて20ちょっとの見出しにキーワードを散りばめていきます。初めてのことなんで要領良く、なんてできるわけもなく、とりあえず見出しとストーリーにそって情報を要約していきます。
ザッと書き上げた時点で5時間くらいでしょうか。慣れてないツールなのでうっかりブラウザバックして「ギャー!!」とかなってみたりなんかしちゃったり。3000字ちょっとくらいに仕上がりました。
不足分の文字数を肉付けする

ここからは残りの1000文字を使ってちょっとだけ自分の言葉を使いながら、記事全体の流れを整えていきます。やはり見返すと内容が重複していたりだとか、同じ内容、言葉なのに表現を変えてしまったりしてるもんでして。ここでも2時間くらい使ったかなぁ・・・
概要書いて最終チェック、納品
完全に後出しじゃんけんの概要欄なるものがお尻に用意されてまして、150字くらいで執筆内容をまとめます。それから誤字脱字チェックをして納品と。かかった時間は全部でたったの12時間くらいです。
まとめ
というわけで、はじめてのwebライター業見事に時間単価100円程度に仕上がりました\(^o^)/同じクライアントで似たような要件であればさすがに倍くらいになるとは思うんですが、10倍でもやる意味ないんですけどwww
続けてさえいれば文字単価は上がっていくでしょうし、固定のクライアントが付くようになれば月に10万円程度は稼げるのかもしれないなんて思ったりもしました。実際3桁万円のスーパーライターもいらっしゃるようですしね。
ただやっぱり自分の言葉で書けない、という制約は思った以上に苦痛でした。甘えんなって話かもしれませんが。これがセールスライティングとかになってくるとますます私の心には穢れが溜まってゆくので私には向いてなさそうです。
二度とやるか!!ってほどでもないですが、どっしり構えて自分に向いてそうな案件を探してみるとします。
でわでわ